【小技の話】アジャスト可能なスリングの作り方
2018/7/23 14:20
北極圏でも33.5℃を記録…
東京も暑い。
暑すぎて出かける気にならない皆様へ、
登山(主にクライミング)で使える小技の紹介。
小技と言っても、ガイド協会が発行している本にも載っている技術です。
名前の通りアジャストできるスリングの作り方を紹介します。
これは、作ったスリングの長さが可変するというものです。
例えば120cmのスリングを使った場合、半分の約60cm~40cmの間で長さが調整できます。
では作り方を見ていきます。
用意するもの:スリング(120cm~がオススメ)・カラビナ2枚~3枚
①まずは上部のカラビナにスリングを二つ折りにして通します。
②向って右の末端を左の末端に通します。
③通した部分を支点にして左右を引いてまとめてカラビナに掛けます。
④上下に引きます。
以上…。
簡単でしょ?
この状態で向って右側を上に引くと長くなり(写真左)、下に引くと短くなっていきます(写真右)。
上の写真の「→」の部分は荷重が掛かった状態で調整すると熱でダメージを受ける可能性があるので、
カラビナでつなぐと安心(写真右)。セルフビレイとるくらいならそんなに気にしなくて大丈夫かと思いますが。
ちなみに支点側(今回は安全環付きカラビナの方)に荷重を掛けても長さは変わりません。
主にセルフビレイや分散支点での長さ調整に使いますが、色々と応用ができそうな技術なので
今回ご紹介致しました。
森さんのロープワーク講習も毎月やっておりますが、こういった知識や技術は沢山身につけておくと何かと便利そうですよね♪
またちょこちょこ紹介しますね(^^)
-MN-
★カテゴリー★
#新宿#登山#クライミング#スリング#アジャスト#セルフビレイ#分散支点
★お問い合わせ★
店舗:秀山荘 新宿店
TEL:03-5285-8500
MAIL:shinjuku@y-spsys.co.jp
facebookはコチラ←フォロワー募集中!『いいね』してね♪