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2016/4/28 16:52
ストラクチャーでスキーの操作の幅が変化することを書いた前回ですが・・・
じゃ~ いつも使っているスキーでもやった方が
より操作性が良くなるんじゃないかと思う方も多くなるのですが
ここで出してきちゃうのがエッジに対しての加工です
角度に関しては色々在ります
特に西日本だけに特化して話をするとびっくりするのがハイシーズンなのに
スキーがまったく横ずれしないあの特有の雪質ですね
神鍋地域や恩原高原などで多く見られる硬い時は普通のアイスバーンなんだけど
気温が上がってくると表面だけがテカテカになりずれない雪質へと変わります
滑っているとスキーがアイスバーンで切れないよりテカテカバーンでずれない方が怖く危険
まぁ靭帯もって行かれそうになりますよ・・・
ということで普通にベースビベルを1.5度ほどたらして欲しいという注文が多いわけです
これじゃアイスバーンへの対応が厳しすぎるいろんな状況下でもこなせるようにするためには
どうすればいいか、工房の職人と四苦八苦した
結果
これですよ
拡大写真
気がつきますか
実はエッジと滑走面の境目に注目してください
エッジと同じくらいの幅でストラクチャーが切れていて、黒くなっているの
エッジは0.8度で加工しているのですが滑走面との境目から0.8度ではなく
オフセットさせて加工しています
(オーダーコースで注文していただければ行う加工です)
滑走面から削るというかエッジを下げるというか
実際のグリップ力は0.8度のままに近くずれ易さは1.5度なみになります
もしくは角度を指定して頂き、戻ってきたら角度を変えないように気をつけながら
滑走面側のエッジの表面をダイアモンドファイル等で鏡面仕上げにすると
ひっかかりにくいエッジが出来ます
両立を諦めていた方はスキーを持ってご来店ください