バックカントリーに!

2015/11/14 13:53

最近『バックカントリー』って良く聞きますよね

でも、バックカントリーって何?って方も・・・
それは管理されたゲレンデではなく自然の山で滑ること。

素晴らしい景色の中、人混みも気にせずパウダーを満喫。やみつきになります。。

しかし、ゲレンデと大きく違うのは、自由度と危険度。
管理されたゲレンデとは違って自然の中では基本的に自由。他の人に迷惑をかけなければ好きなように遊べます。
そして、管理されていない分リスクがぐっと高くなります。
・木が生えてる。
・岩が出てる。
・穴が開いてる。
・滑落したり。
・雪崩が起こったり。
・迷子になってしまったり・・・。
トラブルがあっても簡単にパトロールの人が助けに来てくれる訳ではありません。

そんなリスクを抑えながら楽しむためには知識と経験、そして道具が必要となるのです。

 

そこでバックカントリーに必要な『アバランチギア』を紹介いたします。

アバランチとは雪崩のこと。自然の雪山へ入る際に必携となるのが雪崩を想定した安全装備。
必ず持っていくべきとされるのがビーコン、ショベル、プローブ(ゾンデ)の3つです。
そしてそれら安全装備や、食料などを持ち運ぶためのバックパックも必要です。

ビーコン、ショベル、プローブといった安全装備は、リフトアクセスでコース外(自己責任エリア)を滑る、
いわゆる ”サイドカントリー” でも必要となります。
また、ガイドカンパニーの開催するツアーに参加する場合にも必要とされる場合がほとんどです。

ショックウェーブにもアバランチギアが入荷しましたので、

それぞれの役割を下記で簡単に説明します。

ビーコン

20151114-1toyohashi

左: ORTOVOX  ZOOM+ ¥39,960

右: bca   TRAKER3         ¥47,520

何はなくとも必要なのがビーコン。目的は大きくふたつ。
一つ目は、自分が雪崩で埋まった際に捜索者に居場所を知らせること。仮に使い方がわからなくてもスイッチを
入れて所持しているだけで雪崩にあった際の自身の生還の可能性を飛躍的に高めます。
また、日本雪崩ネットワークによると『家族や友人そして警察や消防、遭難対策協議会といった第三者に不要な
リスクを冒させないためにも所持すべき』とのことです。秋や春のバックカントリーで人気の富山県の立山では
入山の際のビーコン所持が義務化されました。

ビーコンのもう一つの目的は雪崩に埋まった人の場所をつきとめること。素早く捜索するためには操作の習得が
必要となります。できる限りレンタルではなく、自身で購入して操作を習得しておきたいものです。

他には

20151114-2toyohashi

ショベル (写真右のブルーとシルバー)

左: bca  B-1 EXT  ¥6,480 右: bca B-2 EXT  ¥7,020

雪崩に埋まった人を掘り出します。パウダーのイメージが先行するバックカントリーでは想像しにくいかも
しれませんが、雪崩が起こった後には”デブリ”というカチカチの雪の塊が発生し、とてもじゃないですが
手では遭難者を掘り起こせませずショベルが必要です。また避難用の雪洞を掘ることができます。
雪の状態を確認し雪崩の可能性を見極めるためのピットチェックを行う際にも使用します。

安いからと言って1,000円程度をけちってプラスチック製を選ぶといざという時あまり役に立ちません。
小さくてもブレードの曲がりが強い形状だとバックパックへの収納がしにくい点にも注意してください。

プローブ (ショベルの間のイエローとレッドの袋)

左: MSR Probes ストライカー240  ¥7,340

右: MSR Probes ストライカー320  ¥8,420

ゾンデともいいます。雪の中へ深くさすことで雪崩に埋まった人の場所をつきとめます。
バックカントリー用のプローブは、ほとんどがコンパクトに分割収納でき、使用の際には素早く組み立てられるように設計されています。短すぎると十分な捜索ができなかったり、径が細すぎるといざというとき固い雪にささらず曲がってしまったりします。

スノーシュー

MSR REVO EXPLORE 22 ¥30,240

MSR LIGHTNING ASCENT 22 25 ¥47,520

ポール

K2 ¥12,960

KOHLA ¥17,064

雪山を歩くのは大変な体力を奪われます。スノーシューがあれば雪上を楽に歩くことが出来ます。

スノーシューと一緒に揃えたいのがポール(ストック)ポールを使用すれば、登坂時の不安定な足元をポールでサポートしバランスを取ることが出来ます。

今なら、スノーシューとポールを同時購入で特別割引

詳しくは店頭にて



リスクを抑え、人に迷惑をかけず大自然のパウダーを満喫しよう!

これらの雪崩安全装備を持たずに雪山に入るのは『仲間を助ける意志がないよ。』と言っているのと一緒ですね。

また、自由を手に入れるためには責任ある行動が必要なのです。

お財布とも相談しながら、大自然へのリスペクトを忘れずに、リスクを抑えてパウダーを満喫しましょう!

Nagaya