うつらうつら冬富士
2015/1/10 16:33
1/8 久しぶりに冬の富士山。 ・・眠くなって早々に下山しました。
5:00吉田口馬返し→8:10六角堂→7合目あたりから引き返し下山
前夜、新宿からあずさで大月へ。大月駅から友人の車で登山口へ。仮眠。・・吉田口馬返しを3時出発予定が、寝坊したため5時出発。(注:私は起きたのです!同行の友人がどーしても起きない!)寒月の下、ほの明るい雪道。朝焼けの南八ツを眺めたりしながらすすむ。上からは風のぼうぼう唸る音が聞こえる。
猿さんの鳥居から2合半までは先日の雨でてらてらに凍っていました。3合から六角堂までは足首~脛のラッセル。思ったより時間がかかりました。
六角堂を過ぎると森林限界、展望のよい6合。海と湖、たくさんの山も街も、よく見えます。太陽が暖かく、ここから私はものすっごく眠くなる。
←耐風姿勢をとっているのではなく寝ています。
頬にあたる雪煙は痛いほど冷たいのに、不思議なほど眠たい。うとうと夢まで見ながら歩く。白昼夢のなかを歩いているよう。「これがアレなのかしら・・、高山病による眠気なのかしらん・・・?」冬の富士山だというのに気持ちよくって気持ちよくって、もうこの日向にごろっと寝たーいと思い、こりゃダメだ!と引き返す。
「眠い」と「お腹すいた」と連発しながらすごすご下る。
下山後、衝撃的なボリュームの台湾料理屋の定食を食べたあと、時間があるので奥河口湖の富士御室浅間神社へ。元々吉田口登山道の2合目にあった本宮(富士山最古の神社だそう)、噴火や荒廃のため里宮ある奥河口湖の地に移築されたのだそうです。里宮から振り返ると鳥居の向こうに富士山がでーんと聳えていていてびっくり。
奥河口湖からの富士山もりっぱ。
申し訳ないことに河口湖から東京まで助手席で一度も目覚めず眠りこけていました。単に寝不足だったようです。(3晩、ミステリー小説を読み更けっていたせい) 翌朝、部屋の窓から朝焼けの富士山をぼーっと眺めているとなんだか前日登っていたことさえ夢だったような気が・・・。 kajikko