ランニングシューズの使い分け
2019/2/1 20:31
こんにちは、アラです。
今回はランニングシューズの使い分けについてお話します。
以前は、完走モデルのシューズをジョギングのシューズに使おうと述べました。
(http://sportsgear.rizap.jp/blog/92369/?cat_id=3)
では、速い動き、スピード練習については、どのようなシューズが好ましいか、ランニングシューズの使い分けを踏まえて説明します。
皆様は、ランニングシューズを手元に何足お持ちでしょうか?
その日の気分でシューズを変えたり、長持ちさせるためにシューズを日々交換している方もいると思われます。
せっかく何足もランニングシューズをお持ちでしたら、ぜひ効果的なランニングシューズの使い分けをしていただけたらと思います。
基本的な形としてオススメするのは、
完走モデル1足
本番用のレーシングシューズ1足
格上のレーシングシューズ1足です。
完走モデルはジョギングやロング走向けに使うシューズ
本番用はフルマラソンの目標に応じたレベルのシューズ
そして、格上のレーシングシューズはフルマラソンより短い距離(5km、10km、ハーフなど)でフルマラソンのスピードより速いタイムで走るときに用いるシューズを指します。
具体的に例示すると、フルマラソン4時間を切ることを目標にする方ならば、
完走モデル GT-2000NY
本番用レーシング ゲルフェザーグライド4
格上レーシング ライトレーサーTS等が挙げられます。
※左からライトレーサーTS、ゲルフェザーグライド4、GT-2000NY7
フルマラソンを4時間以内に走ろうとすると1km5分25秒(以下5:25/km)以上の速度で42.195kmを走り続けることが必要になります。
そのためには、長い距離を走ってスタミナ養成をしなければならないし、5:25/km以上の速度で走ってスピード養成もしなければなりません。
長距離はGT-2000NY7、本番ペースの練習はゲルフェザーグライド4、5:25/kmより速いペースはライトレーサーTSと使い分けると、より効果的な練習が出来ます。
もちろん、自分の走力より格上のレーシングシューズを履くと、非常に軽く、クッションも感じられず、シューズが足を守ってくれる感覚も得られないと思います。
しかし、シューズが自分の限界以上のスピードを教えてくれます。その感覚に慣れていくことで、5:25/kmのスピードが苦でなくなっていきます。
ただし、練習前のアップジョグと練習後のダウンジョグは完走モデルに履き替えてください。
特にダウンジョグは限界まで自分の足を酷使したにもかかわらず、格上レーシングシューズを履き続けていれば怪我の原因になります。
状況が許すならば、その場でのシューズの履き替えは行ってほしいです。
以上、今回はランニングシューズの使い分けについてお話しました。
当店では、完走モデルからフルマラソン2時間半切りを目指すモデルまでランニングシューズを取り揃えております。
自分にはどのランクのシューズが望ましいのかなど、相談にうけたまわりますので、ぜひ当店3階ランニングコーナーまでお越しください。
アラでした。