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2016/4/26 12:33
先週はざっくりとストラクチャーについて書きましたが
今回はもう少し細かく説明していきます
たとえばSLベースのスキー
ライナーウェーブを入れてあります(深さは0.04mm)
滑走スピードがある中できれいに回転弧を描きながら
操作していく中でズレを多用しながらコントロールする小回りでは
通常のウェーブだと横ずれより縦への直進性が強くなるため
途中からエッジ方向にストラクチャーを横に流れして直進性を抑えてくれる
ロングターン用はウェーブ系で少し縦長に加工する
弊社言うところのレースウェーブを入れています(深さ0.03)*真中のスキー*
スキー自体はR20前後からR35のスキーが主流ですが
技術選で使用する際にコントロール性を高めるために深さを抑えて薄く入れたり
レース用のハードバーンに対応する為に少し深めにいれたりできます
ショート用との大きな違いはターン前半で体からスキーが離れていく時に
ロングターンの場合もある意味ずれていくわけですが
このときの抵抗を抑えてあげたいので薄めに入れたりします
深くと言っても0.01~0.02mm違うとそれだけで直進性が出やすくなります
体から離してたわませるためにも必要と感じています。
もちろんスキーの形状や性能に乗り手の技術や癖なんかで変更することで
同じスキーでも違った乗り味に変えることは出来ます
こちらのストラクチャーの加工はオーダーコースのみでの選択になります
興味のある方はお早めにご自身のスキーを持って
ご来店ください