【WALK&RUN&WALKそしてWALK】 瑞牆山~金峰山~…。

2015/8/14 20:54

こうやって山に行くのは久しぶりな気がしますね。

最近は夜から歩き出すことに慣れてしまったので…笑

ということで、素直に早朝新宿から特急に乗って韮崎へ!

この韮崎スタートにするとバスの出発の影響で歩き出しが10時を過ぎてしまうのがネックですけどね…。

 

まあ今日はトレラン+αの装備なので、6Lのリュックにウエストバック×2といった感じです。

前回よりウエストが1つ増えましたので、腰に前後に配置です。

 

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韮崎から1時間20分…ハイジの村を過ぎるともう自分しか乗ってません…。

ハイジの村では今ひまわり畑が満開らしく、海外の方も含め観光客が多かったですね~。

そんなこんなで気が付いたら【瑞牆山荘】に到着。

準備体操とパッキングを見直してまずは瑞牆山への道のりを歩きます。

いくら装備がトレランでも最初から走るのは良くないので、まずはWALKからのスタートです。

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程なくして【富士見平小屋】に到着。走らなくてもコースタイムの7割の時間くらいで進みます。

急な登り下りはペースが上がらないですね。地図を見ながらどこでどれくらい縮まるかもシミュレーションすべきだと感じました。

他の人のブログにも書いてありましたが、ここで荷物を置いて瑞牆山頂へのピストンが体力・時間をロスしなくて良いです。

ボクが普段から愛用しているランニング用のウエストバックだとペットボトルが入るタイプなので、腰に1つ付けていればピストンできます。

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ルート上、一度沢を渡ります。ここにあったケルンです。《写真左》

ここから階段があったりクサリがあったりと岩がゴロゴロしてきて瑞牆っぽくなってきます。

クライマー好みの岩が次々と出てきます。今日は触れる装備ではないので、またの機会に…。

ここで雨がぱらついて来ます。「あれ?えっ?もう?」…そりゃ「?」しか出ませんよ!そんなに早いと思ってませんから!

急ぎます!先を歩くパーティーをサクサク抜き去って頂上に到着。

瑞牆山荘から3時間程度のコースですが、装備が軽かったので、2時間を切るくらいでは進めました。

ここまではRUNはほぼ無しです。頂上の写真を見ていただければ察して頂けれるかとは思いますが、展望も無しです…。

頂上滞在3分。それでも頂上には20人くらいいました。急いで下ります。1時間くらいでまた富士見平小屋に到着。

栄養補給をして金峰山へ向かいます。ぱらついた雨は止みました。それでも晴れるわけではありません。

 

金峰山へのルートを歩いていると…また雨が…「はぁ…」しかも今度は強い…。

出てきたここで雨宿りです。

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【大日小屋】でございます!避難小屋の扱いではありませんが、管理人がいる確率は低そうです。

中も決して綺麗な状態とは言えません…。それでも30~40人は収容できそうな広さです。

使用する場合は料金を所定の場所に納めるよう記載がありました。

 

小屋の入り口から外を眺めております…。

雨用の装備に切り替えても外に出る気がしない雨です…。

靴がトレラン用で防水仕様では無いのが気分を更に沈ませます…。

30分は外を眺めてましたね。

水場と書かれた小川がすぐ隣にあるので水を汲みますが、雨が降っているので、ゴミが沢山入ります。

直接飲むのは気が引けます。スープにすれば誤魔化せるので、とりあえず持っていきます。

そうこうしているうちに雨が止んできました!「やった!弱くなった!今のうちだ!」

遅れた分を取り戻す為にRUNを交えながら進みます。

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途中にあった看板です。下のほうに見える「増富中S60」これは昭和60年に置かれたものという意味なのか?

自分の生まれが昭和60年なので思わず撮ってしまいました。

皆さんゴミは持ち帰りましょうね!まずはゴミが出ないように工夫することも大事です!

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そして着きました【砂払いの頭】!ここから山頂に向かって岩稜帯が続きます。

ここが森林限界ということになります。実際の標高は確認しておりませんが…。

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少し歩くとこんな景色になります。崖になっているほうが山梨側です。

地図にも注意書きがありますので、大人しく長野県側を歩きましょう。

荷物が軽いのでアスレチック感覚で登っていけます!この時は雨が止んでました。

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ハイ~着きました!【五丈岩】です!あれ?なんか本で見たのと違うな???

そうか!天気が悪いんだ!360度の展望はどこ行った?

しかも金峰山の頂上はこれでは無く…丁度真後ろに向って少し歩くと出てきます。

しかし金峰山も惜しいよなぁ…あと3m高ければ奥秩父最高峰という冠が付いたのに…。

 

しかし寒いな…気温は…あれ?15℃しかない…マジか?

体が冷える前に動き出すか!と大弛峠方面へ向いました。

と…再び雨が…。しかも一気に来た…いや~このまま頑張って大弛峠まで下ろう!

雨は次第に強くなり、登山道はすぐに川のようになり…時折雷鳴が…。

防水性の無い靴はあっという間にグショグショに。レインウェアを着ながらでも冷えてきているのを感じます。

早く下山したい気持ちが強くなってきていると同時にルートが正しいかも不安になってきながらの下山でした。

しくじったら立て直すのは時間・体力的に厳しいだろうと感じていました。

しかし、何とか大弛峠の駐車場に到着!ルートが一本道で良かった!

 

さて今日の宿は…本当は適当な避難小屋にしようと思っていたのですが…

ずぶ濡れになったので、暖かいとこがいいと思い山小屋を選択!!!

何故か一番近い【大弛小屋】をスルー…←超失敗。

林道を15km下って【金峰山荘】で泊めてもらいました。

暗くなってしまって予約もしてないのに泊めて頂いたご主人!

ありがとうございます!!!感謝!!!感謝!!!!お風呂も入らせてくれまして!!!

お布団で寝れました…zzz

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金峰山荘の朝です!ここから塩山行きのバスは出ないそうなのでまた15km下まで歩きます。

8月12~14日の夜は「ペルセウス座流星群」のピークということで

『星降る山小屋』といわれる金峰山荘にも、望遠鏡を持った方々がいらっしゃいました。

天気はイマイチでしたが少し流れ星が見れたようです。

 

15km歩いた結果!バス停に到着!バス何時!?

「13:30」!

今何時!

「10:30」!

ガーッ!

じゃあ歩く!昨日歩き足りないんだろ!自分に問いかける。

ここから最後のWALKがスタートします。塩山までおよそ10km。

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山梨ですからね!ずっと葡萄畑でしたね!登ってた山もだいぶ遠くなりました。

山頂方面はまだ天気が良くなさそうですね。

今日は暑さと戦いながら、途中タクシーの誘惑を振り切り…

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 ついに出た!塩山駅北口!ここでバッテリーが死にまして、塩山駅の写真はありません(笑)

結局、大弛峠から塩山駅まで約40kmを歩いて下山するハメに。

歩くの好きだね。まったく。昨日も雨が降らなければもう少し奥多摩方面へ攻めたかったな~。

不完全燃焼(?)のまま特急で新宿に向いました。

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今回の山行で非常に良かったのがコレ!R×Lソックスのメリノウールバージョンです!

先日手に入れまして、是非使いたいと思って今回の計画をしました。

何が素晴らしいって、今回のこの土砂降りからのロングウォークをやって全く靴擦れにならない!

普通の靴下なら間違いなく濡れてふやけた足裏をボロボロにしたはず。

普段ランニング用としても愛用してましたが、素材を変えれば山でも大活躍!

そしてトレランとの相性抜群ですね!もうこれ以外使う気にならないくらいのお気に入りになりました。

 

また次を計画しなきゃな~

-MN-